道東沖サンマ漁の棒受け網漁で主力となる大型船(100トン以上)43隻が26日、根室市の花咲港でサンマ約470トンを初水揚げしました。漁業関係者は「例年と比べ漁獲が少ない」と、先に解禁された小型船から続く低調ぶりに焦りをにじませているようです。
花咲市場の競りでは最高値が1キロ1350円(税込み)でした。また、魚体は120グラム台が主流で、昨年よりも細いものが多いといいます。
例年の主漁場のロシア200カイリ水域で魚群が見当たらず、全船が北太平洋公海での操業でした。漁期序盤の不漁が予想される中、まとまった水揚げに浜が少し活気づいたようです
大型船は20日に解禁され、釧路・根室管内の各港から55隻が出漁、花咲港から1200キロ以上東の公海での操業でした。遠くまで出られない小型船は26日までで漁獲がほぼゼロだったようです。
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