独ポルシェは4日、ドイツと北米、中国の3カ所で同社初となる電気自動車(EV)「タイカン」を同時に初披露しています。近く納車を始める上位モデルの「ターボS」は761馬力で、停止状態から2.8秒で時速100キロメートルに達する加速力が特長です。ドイツでの価格は18万5456ユーロ(約2170万円)。米テスラが開拓し圧倒的なシェアを誇る高級EVの市場に、高級スポーツ車のポルシェが切り込みます。
まず「ターボS」と「ターボ」(15万2136ユーロ)を発売し、年内にやや廉価なモデルも追加します。満充電で走れる距離は「ターボS」が412キロメートル。量産車として初めて800ボルトの電圧に対応し超急速充電を可能にしています。電池残量5%から80%までの充電を22分30秒で満たします。同設備においては5分で100キロ分走行できるだけ充電を可能とします。
新しい顧客層を獲得すべく、内装デザインを一新し、ネット接続機能を取り入れています。カーブを描くデジタル計器盤や10.9型のディスプレーを備えるほか、音声での操作もできます。米アップルの音楽配信サービス「アップルミュージック」をスマホなどがなくても利用できます。
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Posted at 2019-09-04 15:40
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Posted at 2019-09-04 16:47
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