「大極殿」後方の回廊跡@奈良県橿原市藤原宮跡
Oct
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大極殿後方を回廊で仕切る構造は、ほかの宮では確認されておらず「未知の回廊」といい、同研究所は「宮殿中枢部の変遷を考える上で重要」としています。
藤原宮より前に造営された前期難波宮(大阪市、7世紀半ば)では、藤原宮の大極殿に相当する「内裏前殿」の後方に内裏を区切るように配置された建物があり、藤原宮は前期難波宮の影響を受けた可能性があるといいます。
調査では大極殿の北東部に、柱を据える礎石の痕跡を11カ所確認しています。