「フライングV」のイメージ(画像:KLMオランダ航空)
今月に創業100周年を迎えたKLMオランダ航空が、地元大学に協力する形で新型機「フライングV」の実用化構想を推進しています。
米ギタリストの<ジミ・ヘンドリックス>らが演奏したV字型ギターの名を冠し、独特のデザインで空気抵抗を減らした機体は、燃料使用量を大幅に削減できる見通しです。同社の新たな地球温暖化対策の一つとなりそうです。
今回の新型機をめぐり、KLMはデルフト工科大(オランダ)の研究・開発を支援。座席数と機体の幅は欧州航空機大手エアバスの最新鋭機「A350-900」(314席)と同じで、通常の滑走路や搭乗設備を使用可能です。「A350」よりも燃料消費を2割減らせるといい、2040~50年の実用化を見込んでいます。
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