南海フェリーの新造船「フェリーあい」(画像:南海フェリー)
「宮崎カーフェリー」は宮崎県より40億円、宮崎市より5億円の貸付にて、フェリーを2隻新造船するようですが、和歌山~徳島航路を運航する「南海フェリー」は、新造船「フェリーあい」が12月15日(日)に就航すると発表しています。
船の大きさの目安となる総トン数は2825トン。船体には徳島のカラーとして藍色の帯をまとい、側面にハートマークにアルファベットの「I」があしらわれます。
船内には、女性専用のじゅうたん席を新設するほか、窓に向いた眺望のよいグリーン席も設けています。また訪日客への対応として、各種案内表記や放送などを多言語化、Wi-Fi環境を完備しているといいます。
就航開始を記念し、12月15日(日)の和歌山港10時35分発の下り5便、徳島港13時25分発の上り6便に乗船する各便先着100名に、記念品がプレゼントされます。なお、「フェリーあい」の就航にともない、22年間にわたり就航した「フェリーつるぎ」は、同日に徳島港を8時00分に出航する上り4便をもって引退するそうです。
「南海フェリー」は新造船について「インスタ映えする外観や徳島・四国をイメージした内装など工夫を凝らして楽しい空間と船旅の提供に努めてまいります」としています。
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