「ジムグリ」のアルビノ(画像:岐阜大学動物繁殖学研究室<楠田哲士>准教授)
岐阜県山県市の山里で「オレンジ色のしまのヘビ」を住民が捕まえたことを伝えた岐阜新聞の7日付記事が、ヘビを飼う愛好家の間で反響を呼んでいます。
記事では外来種の「コーンスネーク」の可能性があると紹介していましが、日本固有種の有麟目ナミヘビ科ナメラ属の「ジムグリ」の可能性が高いことが分かってきています。土の中に潜り、見つけるのが難しい「ジムグリ」の、突然変異などで体表の黒色素(メラニン)がない珍しいアルビノとみられています。
「おそらくジムグリの色変個体。非常に珍しい、本当に人生で一度も見られないレベル」「胴回りが細いのと、模様の入り方は「ジムグリ」。レアカラーのジムグリの可能性が濃厚」だとか。
「ジムグリ」は、北海道から九州まで広く分布する日本固有種で無毒。体色は、幼体時は赤みがかった茶褐色をベースに黒いしま模様や斑紋が入りますが、成体になるにつれて黒ずんでいきます。土の中に潜って暮らす生態から「地潜り」が名前の由来とされています。
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Posted at 2019-12-13 14:18
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Posted at 2019-12-13 14:39
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