「新渋谷駅」営業開始@東京メトロ銀座線
Jan
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3日朝は明治通りの上に架けられた新しい駅舎のホームで完成を祝う式典が開かれ、関係者によるテープカットが行われた後、午前5時すぎ、始発列車が出発しました。
旧銀座線渋谷駅は1938(昭和13)年12月の開業以来、百貨店の3階にあるという立地などから大きな改修が行われておらず、幅の狭いホームやわかりにくい通路、上下の移動が多い構造ながらそのほとんどが階段であること、東京メトロで唯一トイレがない駅だったことなどが、課題が多くありました。
新しい駅舎は、屋根をM字型のアーチ状にすることで柱をなくしていて、ホームの幅はこれまでの2倍のおよそ12メートルまで拡張されています。
新渋谷駅は、渋谷駅周辺の再開発(渋谷駅街区基盤整備)にあわせて2009(平成21)年より駅の移設工事がスタート。そして2019年12月27日(金)から、この年末年始をまたぐ形で、工事の最終段階として列車を運休させて、ホーム移設が行われていました。