『我らが愛にゆれる時』@<ワン・シャオシュアイ>監督
Aug
7
余命わずかの娘「ハーハー」(チャン・チューチアン)を救うため骨髄移植が必要な「メイ・チュー」(リュウ・ウェイウェイ)でしたが、自分も前夫の「シアオ・ルー」(チャン・ジャーイ)も適合検査で一致しませんでした。焦った「メイ・チュー」は人工授精でもう1人子どもをもうけ、臍帯(さいたい)血移植で「ハーハー」を助けようと決意します。
二人ともそれぞれ新しい夫と妻を持ち、別々の人生を歩んでいましたが、娘の命を救うためにそれに同意します。産児制限のある中国では、「メイ・チュー」が第二子を産むと、「シアオ・ルー」の妻「トン・ファン」(ユー・ナン)は子供を持つことが出来なくなります。そのため、最初彼女はこの人工授精に猛反発しますが、結局、「ハーハー」の命を救うためそれを受け入れます。しかし、人工授精は失敗。「メイ・チュー」と「シアオ・ルー」は最後の手段として、秘密裡に直接性交渉で子供を作ろうとします。
第51回ベルリン国際映画祭で審査員特別賞を受賞したヒューマンドラマ『北京の自転車』(2001年)などで知られ、中国第6世代を代表する<ワン・シャオシュアイ(王 小帥)>が監督を務めています。