12日午前の東京株式市場で日経平均株価は急落し、前日比1003円82銭(5.17%)安の1万8412円24銭で前場を終えました。取引時間中では2017年4月19日以来、およそ2年11カ月ぶりの安値を付けました。 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、世界保健機関(WHO)は11日、「パンデミック(世界的な大流行)とみなせる」と宣言 し、投資家心理を冷やしました。 午後の終値は、前日比856円43銭安の1万8559円63銭で、2017年4月以来の安値水準となったままで取引を終えています。 東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は57・24ポイント低い1327・88でした。