2019年度最後の取引が行われた31日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は前日比167円96銭安の1万8917円01銭となり、前年度末から2288円80銭(約10・8%)の大幅な下落となっています。
年度末で1万9000円を割ったのは、2017年度以来3年ぶりになりました。
2019年度の日経平均は、米中貿易摩擦が緩和するとの期待から年末にかけて上昇し、昨年12月には2万4000円台をつけました。
この流れを一転させたのが新型コロナウイルスの感染拡大です。2月頃に感染が広がり始めると、経済の減速懸念から世界同時株安に陥り、日経平均は 3月19日の終値で1万6500円台まで急落 しました。
東証1部の値下がり銘柄数は1581と、全体の約7割を占めています。値上がりは546、変わらずは39銘柄でした。
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