東京スカイツリー(画像:H.I.S.)
高さ450メートルの東京スカイツリー展望台の時間は地上よりも1日に10億分の4秒速く進んでいることを、160億年に1秒の誤差という超精密時計「光格子時計」の観測で確かめたとする論文を、<香取秀俊>東京大教授らが6日付『ネイチャーフォトニクス電子版』で発表しています。
重力が大きいと時間の進み方はゆっくりになるという、<アインシュタイン>の「一般相対性理論」を実証する内容となっています。
センチ単位の高さの変化を測って、地震や噴火に伴う地面のわずかな動きを監視する応用が期待されています。<香取>教授は今回の成功を受けて「実用化にめどが立った」と語っています。
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