川辺がそんなに近いところにはないのですが、幼虫時代を水中で過ごすカワゲラ目(襀翅目)オナシカワゲラ科オナシカワゲラ属の【オナシカワゲラ】の一種をとらえることが出来ました。
和名の由来は、「カワゲラ」の特徴である腹部の先に映える1対の尾が大変短く。前翅に隠れて見えないことから名づけられています。
早春に多数発生、3月から11月頃までが活動期です。餌は苔や花の蜜などで、幼虫は枯葉や藻類を食べています。
北陸館の「新訂圖鑑」「2008年版)によりますと、日本産の「カワゲラ」は200種ほどあり、【オナシカワゲラ】の一種としか同定できません。
また、「カワラゲ」の研究はあまり進んではおらず、幼虫から成虫への過程の記録も観察されていない分野のようです。
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