直木賞作家<荻原浩>漫画家デビュー@『人生がそんなにも美しいのなら 荻原浩漫画作品集』
Apr
24
同作は、<荻原>氏が「漫画でしか描けなかった」と語る、センチメンタルで不可思議な世界を描いたもので、人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界までが、描かれています
「アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていました」『大河の彼方より』。「93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて」『人生がそんなにも美しいのなら』、「4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は」『あの日の桜の木の下で』など。 全8編が収録されています。
また、『この世界の片隅に』 著者である<こうの史代>氏と<荻原>さんの刊行記念対談が、『小説すばる』5月号(集英社より発売中)に抄録掲載、24日午前11時から、集英社文芸書公式サイト「レンザブロー」と集英社文芸公式noteに全文掲載されています。