昆虫記(844)で、同定できない(61)<アブ> とした昆虫種と縁があるのか再度遭遇・撮影の機会が訪れました。これは、ちゃんと名前を付けてくれということなのかなと、双翅目の図鑑や資料と再格闘です。
前回(844)では、「ハナアブ科」、「ミズアブ科」、「ムシヒキアブ科」でないところまでは、絞り込んでおり、「ツルアブ科」、「ツルアブモドキ科」、「クサブ科」、「ナガレシギアブ科」、「ツルギアブ科」と消去、残りました「シギアブ科」において、よく似た【ヤマトシギアブ(大和鷸虻)】に辿りつきました。
特徴としては、成虫出現時期は5月から8月、体長13mm程。胸部は黒色に灰黄色の縦筋があります。翅は黒味を帯び、翅脈は黒色です。名称からしますと、日本固有種なのかもしれませんが、資料には記述がありませんでした。
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