網戸に止まっている「ガガンボ(大蚊)」です。「ガガンボ」は、映え目(双翅目)糸角亜目ガガンボ科 に属する昆虫の1分類群の総称です。 世界中に分布する昆虫であり、日本でもかなりの数の種類を目にすることができるようです。
いままでに種まで同定できたのは、(270) 【キイロホソガガンボ】 と(840)【マダラガガンボ】 の2種だけで、何匹か昆虫記に登場していますが、極端に長い肢の特徴からすぐ判断できる「ガガンボ」までに終わっています。
成虫の形態はカ(蚊)をひと回り大きくしたような感じの種類が多いのですが、ただし 蚊と違い人を刺したり吸血したりすることはありません。また体も貧弱で死骸もつつけばすぐバラバラになってしまいます。華奢な感じで実際にもあまり強い虫ではないようです。
日本各地で様々な地方名があり、成虫に対してはカトンボ、アシナガトンボ、カゲロウ、ショウジハリ、カノウバなどと呼ばれているようで、成虫は主に花の蜜を主食とし、寿命は10日ほどです。
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