<菅井竜也八段>初戦敗局@名人戦A級順位戦
Jun
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今期から初参戦する岡山市出身の<菅井竜也八段>(28)が8日、、「名人戦A級順位戦」の初戦に臨みました。A級はトップ棋士10人が総当たりで名人戦挑戦権を争う最高峰のリーグで、岡山県出身棋士が戦うのは備前市出身の<有吉道夫九段>(84)以来25年ぶりになります。<菅井八段>は2010年、岡山県出身者として27年ぶりの将棋棋士となり、タイトルは王位1期を獲得しています。
Å級リーグ初戦の対局相手は、<羽生善治九段>(49)です。先手の<菅井八段>は初手で5筋の歩を突き、中飛車を選択。対する<羽生九段>は居飛車に構えました。昼食、夕食の休憩を挟んで指され、160手で決着がつきました。持ち時間各6時間のうち、残り時間は<羽生九段>31分、<菅井八段>1時間36分でした。
名人戦順位戦はA級を最上位に計5クラスあり、各クラスで年度ごとにリーグを戦い、上位が昇級、下位は降級します。<菅井八段>は昨期、B級1組で11勝1敗のトップとなり、A級昇級を果たしています。A級は来年2月にかけて行われ、首位の棋士は名人への挑戦者として7番勝負に出場できます。