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- 『ようこそ映画音響の世界へ』@<ミッジ・コスティン>監督
<ミッジ・コスティン>が監督を務めた映画の音響に焦点を当てたドキュメンタリー『Making Waves』が、『ようこそ映画音響の世界へ』の邦題で、2020年8月28日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開されます。
1927年に初のトーキー映画『ジャズシンガー』(監督:アラン・クロスランド )が誕生して以来、常に進化を続けている映画音響の世界、登場人物の声はもちろん、環境音や効果音、音楽など、映画における“音”のすべてを指す映画音響。本作では数々の名作を引用しながら、知られざる映画音響の歴史を紹介。映画監督や音響技術者へのインタビューとともに、音が映画にもたらす効果と重要性に迫ります。<オーソン・ウェルズ>や<アルフレッド・ヒッチコック>がもたらした革新、「ザ・ビートルズ」が映画の音響に与えた影響、『スター・ウォーズ』の「チューバッカ」やピクサーアニメのキャラクターたちの秘密なども明かされています。
ポスターには、本作で取り上げられた映画の題名が列挙。音響の進化において重要作とされる『キング・コング』・『市民ケーン』(1941年・監督:オーソン・ウェルズ)・『鳥』(1963年・監督:アルフレッド・ヒッチコック)・『ゴッドファーザー』、日本映画では『七人の侍』(1954年・監督:黒澤 明)のタイトルが確認できます。また近年の作品では、1970年代メキシコの空気を再現した 『ROMA / ローマ』 (2018年・監督: アルフォンソ・キュアロン)、<ハンス・ジマー>が音楽を手がけた『ワンダーウーマン』(2017年・監督: パティ・ジェンキンス)といった作品も題材となっています。
映画監督では<ジョージ・ルーカス>、<スティーヴン・スピルバーグ>、<ソフィア・コッポラ>、<デヴィッド・リンチ>、<ライアン・クーグラー>、<アン・リー>、<クリストファー・ノーラン>が出演。また『スター・ウォーズ』の<ベン・バート>、『地獄の黙示録』の<ウォルター・マーチ>、『ジュラシック・パーク』の<ゲイリー・ライドストローム>といった技術者たちがインタビューに応じています。
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