『オン・ザ・ロック』@<ソフィア・コッポラ>監督
Sep
26
A24が製作に携わった本作は、結婚生活に疑念を抱いたニューヨークに暮らす女性と、稀代のプレイボーイである父親の姿を描いたコメディ映画です。『セレステ∞ジェシー』 (2012年・監督:リー・トランド・クリーガー )の<ラシダ・ジョーンズ>(44)が夫の不貞を疑う娘「ローラ」、<ビル・マーレイ>70)が男女の問題に精通している父親の「フェリックス」を演じています。
<ソフィア・コッポラ>が監督した『ロスト・イン・トランスレーション』で控えめな俳優「ボブ」を演じた、ビル・マーレイ>ですが、本作では、向こう見ずで自分らしく人生を楽しんでいる「フェリックス」役を務めています。
<ソフィア・コッポラ>は本作の企画を進める中で、「フェリックス」役には、<ビル・マーレイ>しかいないと思っていましたが、ある時点では「ロスト・イン・トランスレーション」を超えなければいけない重圧に屈しそうになったといいます。「あの作品のビルがとても人気だったから、それを壊したくなかった。でも、あれからずいぶん経っていろいろなことが変わったから、また一緒に仕事ができたら楽しいだろうなと思うようになった」と語っています。