『サポート・ザ・ガールズ』@<アンドリュー・ブジャルスキー>監督
Oct
15
本作の主人公はスポーツバーでマネージャーとして働く「リサ」。彼女は高圧的で人種差別主義者であるオーナーの「カビー」に嫌気が差しており、客が従業員の女性たちに行う嫌がらせやセクハラにも頭を悩ませていました。
ある日、「リサ」は彼氏からDVを受けて裁判沙汰になっている店員「シャイナ」のため、「シスターフッド・ファンド(姉妹のための募金)」と名付けた洗車サービスを開始。しかし「カビー」からその違法なサービスをとがめられ、得た金をすべて没収されそうになります。もとよりそりが合わない2人はぶつかり合い、「カビー」は「リサ」にクビを宣告。しかし「リサ」を慕う店員の「メイシー」や「ダニエレ」はこの解雇に反発し、スポーツバーがにぎわう格闘技の試合がある夜にストライキを行うことを計画するのでした。
「リサ」を演じたのは『ヘイト・ユー・ギブ』(2018年・監督: ジョージ・ティルマン・ジュニア)の<レジーナ・ホール>(49)で、彼女は同役で第85回ニューヨーク映画批評家協会賞の主演女優賞を獲得しています。『スウィート17モンスター』の<ヘイリー・ルー・リチャードソン>(25)が「メイシー」、ラッパーのジャングルプッシーとしても知られる<シャイナ・マクヘイル>が「ダニエレ」を演じています。