『FUNAN フナン』@<ドゥニ・ドー>監督
Oct
30
クメール・ルージュに支配された1975年以降のカンボジアを舞台に、息子と離ればなれになった母親「チョウ」の日々を描いています。Netflixとの提携も発表されたアニメーションスクール〈ゴブラン・レコール・ド・リマージュ〉出身の<ドゥニ・ドー>が、自身の母親の体験をもとに監督と脚本を担当しています。
第2回エミール賞では脚本賞とサウンドデザイン賞を受賞。「チョウ」を『アーティスト』(2011年・監督: ミシェル・アザナヴィシウス)の<ベレニス・ベジョ>、夫の「クン」を 『グッバイ・ゴダール!』 (2017年・監督: ミシェル・アザナヴィシウス)の<ルイ・ガレル>(37)が声を当てています。
エンディング曲は、イギリスのシンガーソングライター<レベッカ・ファーガソン>(37)のオリジナル楽曲『Running』が使用されています。
予告編が公開されています。冒頭では、一家の平凡な暮らしが、クメール・ルージュによるプノンペン占領の一報とともに激変。「チョウ」と「クン」は、革命組織オンカーによって農村へ送られる途中、息子「ソヴァン」を見失ってしまいます。