新型コロナウイルス感染や人種差別問題で揺れる超大国のかじ取りをめぐり、共和党の<ドナルド・トランプ>米大統領(74)と民主党の<ジョー・バイデン>前副大統領(77)が争う米大統領選は、日本時間の3日夜から投票が始まりました。
即日開票されますが、郵便投票の急増から一部の州では開票作業が遅れる見通しで、両者が競り合う展開となれば、勝者判明まで時間がかかる可能性もでてきます。
2日までに期日前投票を済ませた有権者は1億人を超え、過去最高を更新しています。この票数だけで2016年大統領選の投票総数の約7割に達しています。新型コロナ対策で急増した郵便投票や有権者の関心の高さを反映しており、投票率が1908年以来の約65%と高水準になるとの見方も出ているようです。
今回の大統領選は、<トランプ>氏の信任投票の性格が強く、1期目の路線がさらに4年間続くかどうかが問われます。再選を目指す現職大統領が敗れれば、1992年の<ブッシュ>元大統領(父)以来となり、世界を揺さぶってきた「トランプ政治」の継続か、それとも終幕かの結果が気になる動向です。
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