長編デビュー作『私の20世紀』(1989年)でカンヌ国際映画祭カメラドール(最優秀新人監督賞)を受賞したハンガリーの<イルディコー・エニェディ>が、18年ぶりに長編映画の監督を務め、「鹿の夢」によって結びつけられた孤独な男女の恋を描いた原題『Testrol es lelekrol』が、邦題『心と体と』として、2018年4月14日より全国で公開されます。
ブダペスト郊外の食肉処理場で代理職員として働く若い女性「マーリア」は、コミュニケーションが苦手で職場になじめずにいました。片手が不自由な上司の中年男性「エンドレ」は「マーリア」のことを何かと気にかけていましたが、うまく噛み合いません。
そんな不器用な2人が、偶然にも同じ夢を見たことから急接近していきます。「マーリア」を<アレクサンドラ・ポルベーイ>、「エンドレ」に<ゲーザ・モルチャーニ>が扮しています。
2017年・第67回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞をはじめ4部門に輝いた作品です。
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