リハビリ共同制作(37)クリスマスツリー・リース
Nov
27
今回は、「折り紙」と「切り紙」との混合で制作されていました。背景の黒色が、色彩豊かな「ツリー」と「リース」を引き立てていました。
「クリスマスツリー」は、キリストとはおよそ無関係です。原型は北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の「ユール」という冬至の祭で使われていた樫の木です。冬でも葉を枯らさずにいる樫は生命の象徴とされていました。このドイツの民をキリスト教に改宗させる試みがなされましたが、樹木信仰が根強かったので、樫を樅(モミ)に変えることでキリスト教化したようです。樅の木は横から見ると三角形で「三位一体」を表していると教え、父なる神が頂点で、子と精霊が底辺の両端に位置すると教化したのが始まりのようです。