<芝野虎丸王座> <許家元八段>
囲碁の第68期王座戦五番勝負の第4局が3日、神奈川県秦野市「陣屋」で行われ、<芝野虎丸王座>(21・十段)が308手までで、挑戦者の<許家元八段>(22)に黒番半目勝ちし、対戦成績3勝1敗とし初防衛を果たしています。これで<芝野虎丸王座>は、十段とあわせ2冠を堅持し、タイトル獲得は通算6期となっています。
プロ6年目の昨年は10月に、当時の<張栩名人>(40)を破り史上最年少の19歳11カ月で七大タイトルの1つである「名人位」を奪取すると、11月には当時の<井山裕太王座>(31)にも勝利し勢いに乗りました。
今年6月には<村川大介十段>(29)を3勝1敗で破り史上10人目の3冠を最年少(20歳7カ月)・最速(入段5年9カ月)で達成しました。しかも七大タイトル戦を1つも落としていない無傷の3冠でした。
今後<芝野虎丸二冠>は、2期連続の挑戦を目指す本因坊戦リーグや、3期連続の七番勝負進出がかかる12月開幕の名人戦リーグなど国内棋戦だけでなく、インターネットを利用した国際棋戦への出場も続きます。来春には、挑戦者を迎えうつ立場の十段戦五番勝負も控えています。
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