1860年、水戸藩と薩摩藩の浪士が開国をおし進めていた徳川幕府の大老、井伊直弼>を暗殺した事件「桜田門外ノ変」の真相と背景を、<吉村昭>の同名小説『桜田門外ノ変』 ( 1990年8月・新潮社)をもとに描く『桜田門外の変』が、2010年10月16日に全国で公開されます。
水戸藩士の「関鉄之介」は、妻「ふさ」と息子に別れを告げ、「井伊直弼」を討つため江戸へと向かいます。「鉄之介」は18人の襲撃部隊の指揮をとり、「井伊直弼」の暗殺に成功しますが、多くの仲間が犠牲となります。その後、「鉄之介」は薩摩藩による幕府制圧に参戦すべく京都へと向かいます。
主演の「関鉄之介」に<大沢たかお>を据え、<関ふさ>に<長谷川京子>、「徳川斉昭」役に<北大路欣也>、「金子孫二郎」役に<柄本明>、「井伊直弼」役に<伊武雅刀>ら豪華俳優陣が脇を固めています。監督は、終戦60周年を記念して制作された『男たちの大和 YAMATO』(2005年)の<佐藤純彌 >が務めています。
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