米ジャズピアニストで作曲家の<チック・コリア>さんが、9日にがんで死去したことが発表されています。79歳でした。公式フェイスブックによりますと、まれな種類のがんを患っていたそうです。
1941年6月12日に米マサチューセッツ州で生まれた<チック・コリア>さんは、ニューヨークのジュリアード音楽院に進学し、1960年代から演奏活動を始めました。1968年にトランペット奏者<マイルス・デイビス>さん(1991年死去)のバンドに加入。アルバム『イン・ア・サイレント・ウェイ』などに参加しました。
1971年にはジャズ・フュージョンバンド、「リターン・トゥ・フォーエヴァー」を結成。名盤『ライト・アズ・ア・フェザー』収録曲「スペイン」は、多くの演奏家にカバーされ続けています。米音楽界で最も権威のある『グラミー賞』は23回受賞。来日公演は1978年に<ハービー・ハンコック>さんと、2008年には<上原ひろみ>とのデュオで、それぞれ日本武道館公演を行うなどしています。
楽曲『リターン・トゥ・フォーエヴァー』は、大好きな名曲で、LP盤は擦り切れるほど聴きました。
1973年大阪厚生年金会館での初来日コンサートは、大学受験日の前でしたが、出向きました。舞台から客席に降り立ち、メンバーの演奏を確認する彼の姿は印象的で良き思い出です。今はCD盤の『リターン・トゥ・フォーエヴァー』で懐かしんでいます。
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