最後の「びわ湖毎日マラソン」@大津市皇子山陸上競技場
Feb
27
「びわ湖毎日マラソン」は、1946年10月に大阪で「全日本毎日マラソン選手権大会」としてスタートし、国内で継続しているマラソン大会としては最も長い歴史を持ちます。1962年の第17回大会よりコースを滋賀県の琵琶湖畔に移しましたが、1963年は翌年の東京五輪で使用するコースのリハーサルとして、また1964年は最終選考会として2年連続で東京・国立競技場発着で実施。1965年大会から琵琶湖畔コースに戻りました。
1983年の第38回大会から「びわ湖毎日マラソン大会」の名称に変更。近年はマラソンが高速化、大規模化する中で、2020年12月に大会の歴史を継続・発展させ、マラソン界の活性化を図るために大阪マラソンと統合することが発表されました。「第76回大会」を持って滋賀県での開催を終了し、2022年は「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会(仮称)」として、現在の大阪マラソンコースで開催される予定となっています。
2018年のアジア大会で金メダルを獲得した<井上大仁>(28・三菱重工)、ハーフマラソンで1時間0分0秒の日本記録を持つ<小椋裕介>(27・ヤクルト)、日本歴代4位となる2時間6分45秒の記録を持つ<高久龍>(28・ヤクルト)、「最強の公務員ランナー」と呼ばれた<川内優輝>(33・あいおいニッセイ同和損害保険)などの出場が注目されていますが、午前9時15分に号砲が鳴りスタートします。