日経平均株価(5月31日)@終値2万8860円08銭
May
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前週末に日経平均株価が600円上昇した反動もあり、午後2時には下げ幅が一時350円を超えました。利益確定の売りが出たほか、米株価指数先物が日本時間31日の取引で伸び悩む場面があったのも弱材料として意識されたようです。
日経平均株価は前週末に約3週間ぶりに2万9000円台を回復しており、目先の利益を確定する売りが出やすい背景でした。今週は6月4日の5月の米雇用統計など、米国での重要指標の発表が相次ぎます。
経済指標の内容や市場の反応を見極めないと、一段の上値を追いにくいようです。
ただ、積極的に売り込む動きは限られました。国内では新型コロナウイルスのワクチンの集団接種が進んでいますので、経済活動の正常化を期待した動きもあり、下値では買いも入っています。