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- ダウ平均株価(6月14日)@終値3万4393ドル75セント
14日のニューヨーク株式市場は3日ぶりに反落して取引が始まり、終盤に入ってダウ平均は下げ渋っているものの、マイナス圏での推移が続き、終値は、前週末比85ドル85セント(0.25%)安の3万4393ドル75セントで取引を終えています。
インフレ率上昇への懸念が広がる中、米連邦準備制度理事会(FRB)は15、16の両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開きます。市場では、現行の金融緩和を維持するとの見方が強いのですが、今後の量的緩和縮小に関する議論が注目されています。(FOMC)参加者の政策金利と経済の見通しも公表される予定で、利上げ想定時期が前倒しされるとの観測も浮上しています。
市場では、(FRB)の量的緩和縮小をめぐる方向性を見極めたいとの思惑から、積極的な取引を控える動きが広がりました。景気回復期待から上昇基調にあった銘柄を中心に売りが先行しており、ダウ平均を押し下げました。
米株式市場は最高値圏にある中で、上値に慎重になっている面がある一方、景気回復への期待も根強く下値は支えられている構図に変化はないようです。
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