<佐藤輝明>17号本塁打@<阪神タイガース>(377)
Jun
19
阪神の新人では5人目となるセ・リーグ全球団からの本塁打となる一撃で、伝統の一戦の11戦目で初めてアーチをかけました。阪神の新人でセ・リーグ全球団から本塁打をマークしたのは、2016年の<高山俊>に続いて史上5人目。また、1969年に5月までに達成した<田淵幸一>に次ぐ2番目のスピード記録達成でした。阪神の新人本塁打記録は1969年<田淵幸一>の22本です。あと5本に迫り記録更新も見えてきました。
初対戦の先発<戸郷>に対して1打席目は初回1死一、三塁の好機で空振り三振を喫し、2打席目は二ゴロ。いずれも変化球で抑えられていました。そして迎えた2点を追う6回2死での打席で、フルカウントからスライダーを右中間席に運んでいます。
左打ちの新人で17本塁打は、16本塁打の1955年<榎本喜八>(毎日)、1984年<小早川毅彦>(広島)、1999年<福留孝介>(中日)を抜き歴代3位となっています。なお、左打ちの新人の最多は1946年<大下弘>(セネタース)の20本で、2位は1998年<高橋由伸>(巨人)の19本。新人全体の最多となりますと、1959年<桑田武>(大洋)、1986年<清原和博>(西武)の31本となっています。