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- 今年の読書(67)『向田邦子を読む』文藝春秋編(文春文庫)
『寺内貫太郎一家』( 1974年1月16日~1974年10月9日) ・ 『時間ですよ』(1970年~1990年)など人気テレビドラマの脚本家、また、第83回直木賞(1980年)受賞作家として、ますますの活躍が期待されていたさなか、台湾での取材帰りの飛行機事故で1981年8月22日、51年の生涯を終えた<向田邦子>さん(1929年11月28日~1981年)が、没後40年を迎えるこの8月です。
8月10日発売の文春文庫『向田邦子を読む』(文藝春秋編)では、直木賞選評、故<田辺聖子>さん、故<森繁久彌>さん、故<山口瞳>さんら交遊のあった作家・著名人の<向田邦子>さんにまつわる随想がまとめられています。
また、2021年5月30日に亡くなられた<小林亜星>さんと<梶芽衣子>さんの対談「輝ける『寺内貫太郎一家』の日々」のほか、<益田ミリ>さん、<伊藤まさこ>さん、<桜庭一樹>さん、<岸田奈美>さん、<石橋静河>さんら幅広い分野で活躍する人たちからのエッセイを掲載しています。
映画ファンとしては、1989年に<高倉健>主演、<降旗康男>監督で映画化された『あ・うん』や、2003年に<森田芳光> 監督により『阿修羅のごとく』などが映画化されているのが喜ばしいことです。
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