日経平均株価(9月29日)@終値2万9544円29銭
Sep
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米国の物価上昇が強まるとの見方や、米政府のつなぎ予算と債務上限問題をめぐる議会での与野党対立が投資家心理を冷やし、前日28日の米株式市場が大幅反落した流れなどを受け、売りが先行しました。
後場は、決選投票の決定直後に日経平均は下げ幅を拡大して、一時2万9329円16銭(前日比854円80銭安)まで下押す場面もありました。決選投票は派閥の影響力が大きい。事前に積極的な政策論争が行われていたにもかかわらず「結局は派閥の論理で決着か」との批判から、この先に控える衆院選で自民党が苦戦する可能性があり警戒する投資家が多かったようです。