ファルコン植物記(2084)木守花梨
Oct
12
果実として熟すには、まだ早い時期だと思いますが、不思議と果実が1個だけ残っている状態でした。
完熟した【カリン】の果実は特有の芳香を有し、咳止めの効果もあることから健康によい果実として知られていますが、生のままだとかたく、果肉がザラザラとしていて渋みもありおいしくありません。一般的には果実酒やハチミツ漬けなどに利用されています。
来年もよく実るようにとのおまじないで、一つ二つ木に「柿」などを残し「木守柿」などと称していますが、まだ熟していない青い段階では、それも考えられず、しばらく意味を考えながら見上げておりました。