ダウ平均株価(10月18日)@終値3万5258ドル61セント
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18日発表の中国の7~9月期の実質国内総生産(GDP)が市場予想に届かず、嫌気した売りが先行しました。ただ、今週から本格化する主要企業の決算発表を期待した買いが入り、売り一巡後は下げ渋っています。
7~9月期の中国の実質(GDP)は前年同期比(4.9%増)と、4~6月期(7.9%増)から減速し、市場予想も下回っています。中国景気の停滞感が意識され、建機のキャタピラーなど中国景気の影響を受けやすい銘柄の売りを誘いました。映画・娯楽のウォルト・ディズニーも下げ、ダウ平均を押し下げています。ダウ平均の下げ幅は一時260ドル近くに広がっています。
売り一巡後はダウ平均は下げ渋っています。朝方は前週末比(0.05%)高い(1.62%)を付けた米長期金利が(1.5%)台後半に下落し、ハイテクなど高PER(株価収益率)銘柄の買い直しを誘いました。前週末の15日に好決算を発表した金融のゴールドマン・サックスも底堅い動きでした。