中央アジア・トルクメニスタンの<ベルドイムハメドフ>大統領は、中部カラクム砂漠で旧ソ連時代から半世紀、地下の天然ガスが燃え続けている巨大なクレーター「地獄の門」について、消火せよと政府に命じています。国営テレビに8日、出演し語りました。 「地獄の門」は直径70メートル、深さ20メートルの巨大な穴です。地下資源開発を狙った旧ソ連の掘削施設が1971年、崩落によって地下にのみ込まれ形成されました。有毒ガスのメタンガスの拡散を防ぐために地質学者によって火を付けられていますが、燃え尽きるのを待つまま燃焼が続き半世紀が経過しています。