22日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手の「中国恒大集団」はドル建て社債の利息1億1750万ドル(約134億円)の支払期日を迎えていました。支払いができなければ30日間の猶予期間に入りますが、同社は既に別の社債の利払いが滞り、格付け大手から部分的なデフォルト(債務不履行)に認定されており、今回も最終的な期限までの支払いは困難な状況のようです。
「恒大集団」は24日にも子会社が発行した社債の利息2億3500万ドルの支払期日が到来するほか、27日には未払いとなっている社債の利息2億5520万ドルの猶予期限が切れることから、事態は再び切迫している情況です。
21日には、中国金融情報サービス会社REDDの報道として、「中国恒大集団」の債務再編計画をめぐり、地元の広東省政府が「恒大集団」の海外資産を本体から切り離して売却し、外貨建て債務の返済に充てる方針を固めたと伝えられています。
広東省政府は債務再編計画の大枠を取りまとめ、中央政府に今週提出。3月までに計画の概要を公表し、詳細についても10月までに明らかにする方向だとされていますが、それまで企業として存続しているでしょうか。
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Posted at 2022-01-22 08:20
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Posted at 2022-01-22 09:49
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