日経平均株価(3月18日)@終値2万6827円43銭
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ロシア政府が16日を期日とするドル建て国債の利払いを実施し、債務不履行(デフォルト)を回避したことなどを背景に、前日の米株式市場では主要指数がそろって上昇しています。ロシアは今後も元本償還など債務返済の期日が控えています。
市場では、ウクライナ情勢や原油高など相場の重荷となってきた懸念が解消されたわけではありませんが、ロシアとウクライナの停戦協議も進められるなか、極端な悪化シナリオの可能性は薄らいでいるとみられています。
もっとも、買い一巡後は伸び悩んで日経平均は下げに転じる場面もありました。前日までの4営業日で1500円近く上昇していたため、戻り待ちの売りや利益確定売りが出やすい情況でした。
終り値は5日続伸し、前日比174円54銭(0.65%)高の2万6827円43銭で取引を終えています。大引け前に上げ幅は一時200円を超えています。5日続伸するのは、2021年8月30日~9月8日に8日続伸して以来です。