<アンディ・ウォーホル>『ショット・セージブルー・マリリン』254億円で落札
May
10
9日(日本時間10日)、アメリカ・ニューヨークでオークションにかけられたのは、<アンディ・ウォーホル>が<マリリン・モンロー>を題材に制作した作品『ショット・セージブルー・マリリン』です。
肖像画『ショット・セージ・ブルー・マリリン』は、1篇が1メートルほどの正方形の大きさ。<アンディ・ウォーホル>は<マリリン・モンロー>の死後、1953年の映画『ナイアガラ』の宣伝のための写真からモンローの表情を切り出し、キャンバスに転写して作品を完成させました。<アンディ・ウォーホル作品の中で最も有名なものの一つで、美術品を扱うスイス人ディーラーらの財団が所蔵していました。
オークションを実施したクリスティーズによりますと、1億9,500万ドル、日本円でおよそ254億円の落札でした。
これは、20世紀の美術品としては過去最高の落札額で、米国人画家の作品としては、1億1050万ドルの値が付いた<ジャンミシェル・バスキア>の作品『Untitled』(ZOZOファウンダー:前澤友作氏が落札)を超えて史上最高額となっています。