『東京ゴッドファーザーズ』@BS12トゥエルビ
May
21
『パーフェクトブルー(PERFECT BLUE)』(1997年)・『千年女優』(2001年)の<今敏>監督が、ホームレス3人組が捨て子の親捜しに奔走する姿と、その先に待ち受ける小さな奇跡を描いた長編アニメーションで、1948年のアメリカ映画『三人の名付親』(監督:ジョン・フォード)に着想を得た映画です。
クリスマスの夜。新宿で暮らす自称・元競輪選手の「ギンちゃん」、元ドラァグ・クイーンの「ハナちゃん」、家出少女の「ミユキ」のホームレス3人組は、ゴミ捨て場で1人の赤ん坊を拾います。ずっと子どもを欲しがっていた「ハナちゃん」は赤ん坊に勝手に「清子」と命名し、3人はわずかな手掛かりを頼りに親捜しの旅に出ます。雪降る街をさまよい歩きながら、様々なトラブルに見舞われる彼らでした。
主人公3人として、「ギンちゃん」に<江守徹>、「ハナちゃん」に<梅垣義明>、「ミユキ」に<岡本綾>が声を当てています。