『長崎の郵便配達』@<川瀬美香>監督
May
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<ピーター・タウンゼンド>は、戦時中にパイロットとして英雄となり、退官後は英国王室に仕えました。周囲の猛反対で破局した<マーガレット王女>との悲恋は世界中で話題となり、映画『ローマの休日』のモチーフになったとも言われています。
のちにジャーナリストとなった彼が、日本の長崎で<谷口稜曄(すみてる)>に取材したのが『ナガサキの郵便配達』です。<谷口稜曄>は16歳で郵便配達中に被爆し、生涯を通して核廃絶を訴え続けた人物です。映画では<ピーター・タウンゼンド>の娘であり女優の<イザベル>が、長崎で父親の足跡をたどりながら、父と<谷口稜曄>の思いを紐解いていきます。
監督は『紫』(2011年)・『あめつちの日々』(2015年)で知られる<川瀬美香>が務めています。予告には、ニューヨークの国連本部でスピーチをする<谷口稜曄>の姿や、<イザベル>が父親の書籍や録音テープを頼りに長崎を巡る様子が切り取られています。