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- ダウ平均株価(7月18日)@終値3万1072ドル61セント
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸して始まりました。決算などで好材料が出た銘柄が買われ、相場を押し上げています。急激な米利上げ観測の後退も買いを後押ししました。
取引開始前に市場予想を上回る決算を発表した金融のゴールドマン・サックスは一時(6%高)となっています。同業のJPモルガン・チェースも連れ高しています。航空機のボーイングの上げも目立ち、デルタ航空から主力小型機「737MAX10」を大量受注したと18日に発表し、好感した買いが入りました。
市場では、米連邦準備理事会(FRB)が26~27日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍となる(1%)の利上げに動くとの観測が後退。利上げ加速が景気を冷やすとの懸念が和らいでいます。
朝方は主要企業の決算など好材料に反応した買いで一時350ドル強上昇して「3万1644ドル68セント」の高値をつけましたが、次第に伸び悩み、午後に下げに転じています。スマートフォンのアップルが人材採用を抑制すると午後に伝わり、企業業績への警戒が強まりました。
終値は反落し、前週末比215ドル65セント(0.69%)安の3万1072ドル61セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落、前週末比92.373ポイント(0.8%)安の1万1360.048で終えています。
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