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- ファルコン昆虫記(965)【チョウセンカマキリ】(9)
今年は、カマキリ目カマキリ科「カマキリ」との遭遇が少なく、【コカマキリ】だけでしたが、この時期にようやく褐色の【チョウセンカマキリ】と出会い、目線を合わせての角度からの撮影となりました。複眼では、デジカメがどのように映っているのでしょうか。
日本には、【オオカマキリ】、【チョウセンカマキリ】、【ハラビロカマキリ】、【コカマキリ】、【ウスバカマキリ】、【ヒナカマキリ】、【ヒメカマキリ】の7種が生息していますが、体色が緑色の本種が、一般的に「カマキリ」と呼ばれています。
【チョウセンカマキリ】は田畑や原っぱ、河川敷の草原など明るくて開けた環境を好み、いろいろな昆虫をとても強力な力がある鎌足で捕まえて捕食し、そして発達した大あごで食べてしまいますが、生きているものしか食べません。
なぜ褐色になるのか、保護色だとは思いますが、諸説仮説があるようでいまだ解明されていないようです。それでも前翅の部分は必ず緑色になるようです。
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