ファルコン昆虫記(967)【サクラアリ】
Oct
19
【サクラアリ】は体長2~5ミリほどのほかのアリに比べて小さなクロアリの仲間です。その色は全体に茶色をしていて、腹部はより淡い茶色をしています。翅はやや透明で、翅脈は褐色です。
アリは一般的にコロニー(集団)の中から一部が結婚飛行(巣別れ)、つまり繁殖のために翅を生やし巣から飛び立ちます。
中でも【サクラアリ】は、在来種である他のアリ(春~秋:種によって時期は様々)と比べ最も遅い秋から冬にかけ結婚飛行を行う種の1つです。時間帯としては午前中にみられることが多いようです。