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- <藤井聡太王将>(230)王将初防衛@第72期王将戦七番勝負第6局
佐賀県上峰町の大幸園で11日から12日に指し継がれています、第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第6局は、<藤井聡太王将>(20)が挑戦者の<羽生善治九段>(52)を88手で下し、対戦成績4勝2敗で初防衛を果たしています。(竜王、王位、叡王、棋聖)と合わせ5冠を堅持し、タイトル戦初登場からの連勝記録を12に伸ばしています。
一方、<羽生善治九段>は挑戦者決定リーグで6戦全勝し、2020年の第33期竜王戦以来のタイトル戦登場となりましたが、14年ぶりの王将位奪還とタイトル獲得通算100期の偉業達成はなりませんでした。
64手目の「3六銀打」。<羽生善治九段>が▲2八玉(63手目)とした直後の手で、相手玉に迫る鋭い一手が光っていました。
<藤井聡太王将>は本王将戦と並行して第48期棋王戦五番勝負で<渡辺明棋王>(38・名人)に挑戦中で、2勝1敗で6冠に王手をかけています。さらに4月に開幕する第81期名人戦七番勝負にも挑戦権を獲得、史上最年少での名人獲得に期待がかかります。
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