日経平均株価(5月17日)@終値3万0093円59銭
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日銀による金融緩和策が継続するとの期待感が強い日本は米欧などと比べ、金融不安や景気減速懸念が起こりにくいとみられています。海外投資家が日本株に集まり、株価上昇を生き央づけています。東京証券取引所のPBR(株価純資産倍率)1倍割れ企業に対する改善要請などを受け、積極的な自社株買いを打ち出した企業が目立つのも海外勢に好感されているようです。
17日朝発表されました内閣府の2023年1~3月期の国内総生産(GDP)は実質年率換算で前期比(1.6%増)でした。民間予測の中央値(0.7%増)を上回り、投資家心理を支えています。新型コロナウイルス禍からの経済正常化でサービスなどの個人消費が伸びています。
終値は5営業日続伸し、前日比250円60銭(0.84%)高の3万0093円59銭で終えています。終値で3万を超えるのは2021年(9月28日)の「3万0183円96銭」以来です。