26日、米商務省が発表した4月の個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比(4.4%)上昇でした。
伸び率は前月(4.2%)から3カ月ぶりに拡大、インフレ圧力の根強さが改めて示されています。
伸び率は米連邦準備制度理事会(FRB)の物価目標の(2%)を依然として大きく上回って推移しています。価格変動が激しいエネルギー・食品を除いたコア指数は(4.7%)上昇と、伸びは前月(4.6%)から小幅ですが加速しています。
項目別では、モノが前年同月比(2.1%)上昇と、伸びが前月を上回っています。サービスも(5.5%)上昇と高止まりしています。接客など労働集約型の業種が多いサービス分野の価格は、人手不足を背景とした賃金上昇に押し上げられている模様です。
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