日経平均株価(6月15日)@終値3万3485円49銭
Jun
14
米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利上げを示唆し、金融引き締めに積極的な「タカ派」姿勢を強めたと受け止められています。14日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価が下落し、朝方は日本株の相場全体の重荷となりました。半面、米半導体関連などハイテク株は堅調で、東京市場では半導体や電子部品関連株に買いが波及しています。
円相場が一時「1ドル=141円台前半」と円安・ドル高に進んだことも、海外勢の断続的な日本株買いを誘いました。日経平均はハイテク株高や円安を受けて前場中ごろからは強含む場面がありましたが、日経平均は前日まで連日でバブル経済崩壊後の高値を更新していたとあって、目先の利益を確定する売りに押されました。
終値は小幅ながら5営業日ぶりに反落し、大引けは前日比16円93銭(0.05%)安の3万3485円49銭で終えています。