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- ダウ平均株価(8月4日)@終値3万5065ドル62セント
4日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。朝方発表の7月の米雇用統計では非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想に届きませんでした。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続への過度な警戒が和らぎ、株式市場には買い安心感がありました。
7月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月に比べ18万7000人増と、市場予想(20万人増)を下回りました。一方、平均時給は前年同月比の上昇率が(4.4%)と、市場予想(4.2%)を上回っています。賃金高止まりへの懸念は根強いものの、雇用者数の伸びは5月と6月が下方修正され、市場では「(FRB)に9月の利上げを余儀なくさせるほどの内容ではなかった」とみられています。
雇用者数の伸びが市場予想を上回ることへの警戒が一部にありました。雇用統計の発表後には米債券市場で長期金利が徐々に低下(債券価格は上昇)しており、株価を支えている面もありましたが、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ継続への警戒がくすぶるなか、売りが優勢となりました。
終値は3営業日続落し、前日比150ドル27セント(0・43%)安の3万5065ドル62セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日続落し、前日比50.477ポイント(0.36%)安の1万3909.238でした。
S&P500種は、前日比23.86ポイント (0.53%)安の4478.03でした。
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