25日早朝の東京外国為替市場で円相場は下落しています。8時30分時点は「1ドル=145円98~99銭」と、前日17時時点に比べ67銭の円安・ドル高でした。
労働需給の引き締まりを映す米経済指標を受けて米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの見方が強まっています。米金利の先高観から日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となり、8時半すぎには「1ドル=146円08銭」近辺まで下げ幅を広げる場面がありました。
24日発表されました週間の米新規失業保険申請件数は23万件と市場予想(24万件)を下回っています。米ボストン連銀の<コリンズ総裁>が。24日のインタビューで追加利上げに含みを残したのもあって米政策金利が長期間にわたって高水準で維持されるとの観測が強まっています。24日の米長期金利も上昇し、円やユーロなど主要通貨に対するドル買いを誘いました。
総務省、が発表しました8月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)では生鮮食品を除く総合が前年同月比(2.8%)上昇し、伸び率は2カ月続けて鈍っていますが、価格変動の大きい生鮮食品とエネルギーを除いた「コアコアCPI」の上昇率は(4.0%)と市場予想(3.9%)をやや上回っており、今のところ円相場を方向付ける材料とはなっていません。
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Posted at 2023-08-24 20:14
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Posted at 2023-08-24 20:17
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