<沢尻エリカ>舞台『欲望という名の電車』
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2005年にフジテレビ系ドラマ『1リットルの涙』主演で注目され、映画『パッチギ!』(2004年・監督:井筒和幸)では日本アカデミー賞新人俳優賞と話題賞俳優部門を受賞。『ヘルタースケルター』で同・優秀主演女優賞に輝いた経歴です。その後も『不能犯』・『食べる女』・『億男』・『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019年)など、映画・ドラマを中心に数々の話題作に出演してきています。
『欲望という名の電車』は、アメリカ演劇を代表する劇作家<テネシー・ウィリアムズ>の名を世界的に知らしめた名作です。1947年にブロードウェイで初演され、ピューリッツァー賞を含むブロードウェイ3大賞を同時受賞。1951年には<ヴィヴィアン・リー>と<マーロン・ブランド>で映画化(1951年・監督:エリア・カザン)されアカデミー賞を受賞するなど、映画史に残る名作となりました。
アメリカ南部、ニューオーリンズが舞台。上流階級出身の未亡人「ブランチ・デュボア」が、妹の「ステラ・コワルスキー」(清水葉月)を訪ねてやってきます。しかし、妹とその夫「スタンリー・コワルスキー」(伊藤英明)の暮らしに我慢ならず、「ハロルド・ミッチェル(ミッチ)」(高橋努)との出会いに最後の幸福をつかもうとしますが、愛は非情な終わりを迎え、精神が壊れていきます。「ブランチ・デュボア」役を<沢尻エリカ>が演じます。